最近流行るもの!?

folder副院長日記

コロナの後に流行るもの!?

2019年12月から中国で始まった新型コロナウィルス感染症も何度かのピークを迎えながら、終息しないまま現在に至っています。2025年9月時点でのどの激痛が特徴的なニンバスが猛威をふるっています。

マスクもアルコール消毒液も売り切れて「ステイホーム」がヒステリックに叫ばれたころに比べて、落ち着いた対応は取れてはいますが、まだまだ注意が必要ですね。

腕を上げるのが痛い腱板炎

ここ1年くらいの来院される患者様が増えた疾患のひとつが腱板炎です。

腱板炎とは肩の腱板にカルシウム(石灰)が蓄積することでひきおこされる炎症反応です。

痛む場所は肩と腕の付け根の奥。新型コロナウィルスのワクチン注射をうったあたりといった方がわかりやすいでしょうか。洋服の着脱をする時に痛む、夜間寝ていて痛むなどがあれば腱板炎かもしれません。新型コロナウィルスのワンチンとの因果関係はわかりませんが、加齢や外傷を除けばコロナ前はそんなに多い疾患ではなかったのですが。似た症状に五十肩がありますが、五十肩は自分で動かそうとしても他動的に動かしても痛みますが、腱板炎は他動的にはそれほど痛みません。

安養寺治療院では、痛む腱板の周囲の筋肉、肩甲骨の内縁、肩上部などに鍼灸治療をいたします。

痛みを感じてすぐなら数回の治療で痛みも運動制限もなくなります。

慢性化した方でも10回程度の治療で完治した方もいます。

ぴりぴり痛い帯状疱疹

水ぼうそうのウィルスが原因でおこる帯状疱疹も最近多いですね。はじめは皮膚がぴりぴりするような痛みを感じ時間がたつと赤みや水泡形成の皮膚症状がおこります。

異変を感じたら皮膚科や内科を速やかに受診するのが大切です。

皮膚症状がでるまでに抗ウィルス薬を服用したら痛みも軽く重症化することもないようです。しばらく様子をみたり手持ちの塗薬でごまかすと悪化したりするのでお薦めできません。子供のころに水ぼうそうにかかった方は多いと思います。そのウィルスが体のどこかに潜んでいて、体力が弱ったり強いストレスを感じたりすると免疫力が下がり、このウィルスが活性化して、帯状疱疹を引き起こします。

鍼灸やマッサージは肩こりや腰痛といった筋肉疾患だけに効果があるわけではありません。免疫力低下を防ぐのにも鍼灸やマッサージは有効です。疲労の蓄積や睡眠不足を放置せず、お身体のメンテナンスに鍼灸やマッサージをとりいれてみてください。

問診を丁寧におこないます。

安養寺治療院で使用している灸と鍼です。