男性更年期障害について
- 首、肩がこる
- 車を運転するとめまいがする
- 首が痛く、つまる感じがする
- たまに吐き気がする
- 寝つきが悪い、寝た感がしない
- 手のひらの汗
- 冷え性
- 呼吸が浅い
- 汗がでにくい
- パニック症
- 高血圧
上記はいったい何が原因でおこっている症状でしょうか?
⇒ 更年期障害で安養寺治療院に来院された50代男性の症状です。
男性の更年期障害とは
男性の更年期障害は加齢やストレスによって男性ホルモン(テストステロン)が減少することで引き起こされます。一般的には40代から発症するといわれていますが、個人差が大きく30代で発症する人もいれば60代で発症する人もいます。
症状も多岐にわたります。
男性ホルモンの減少は、加齢だけでなく、過労や人間関係の変化、睡眠不足などのストレスも大きな原因となります。
男性ホルモンは健康を維持する非常に重要な役割を担っており、その減少は抑うつ時状態、性機能・認知機能の低下、糖尿病や肥満、骨粗しょう症、心血管疾患などのリスクにも関係すると言われています。
女性の更年期障害ほど一般的に知られていないので、気のせいや疲れているでかたずけないで、まずは医療機関(泌尿器科)を受診するのが大切です。
医療機関(泌尿器科)では不足している男性ホルモンを補充するホルモン補充療法が中心になります。
適度な運動やバランスのとれた食事など生活習慣の改善も指導されます。
3週間に1度、病院での注射によるホルモン補充療法と併用しながら、首や肩のこりがあまりにも強いため、鍼灸治療を受けてみようと思われたようです。
鍼灸ができること
肩こりや腰痛といった筋肉の症状を解決するのは鍼灸の最も得意とするところです。
しかしながら鍼灸はそれだけではありません。
全身にあるツボや経絡という流れを使って、内臓の働きを調整し、自律神経を整え、自己治癒力をアップさせます。東洋医学では、ツボとツボをつなぐ経絡は内臓とつながっていると考えます。そして各臓器には感情も宿るとされているので、身体が安定すると心も穏やかになると考えます。
鍼灸七つの効能
- 背中のこわばりがとれると、あおむけに寝やすくなり入眠がスムーズになります。寝返りもしやすくなり、良質な睡眠がとれます。
- 1日あたり1.5から2リットルと言われる排尿がしっかりできます。
- 1日あたりバナナ2本分と言われている排便がしっかりできます。
- 排尿、排便がしっかりできるようになるので、むくみや吹き出物の悩みから解放されます。
- 胸部と腹部を分けている横隔膜は肩や背中がこっていると動きが悪くなり、呼吸が浅くなります。こりが解消されると深い呼吸ができるようになります。
- 胃や腸が活発に動くようになるので、お食事が美味しくなります。
- ゛風邪は万病のもと”と言われていますが、呼吸がしっかりし皮膚の肌理も整うので、風邪をひきにくくなります。
治療後の経過
患者様は病院でのホルモン補充療法と併用しながら、週に1度ご来院いただき、鍼灸治療をしています。背骨のきわにある自律神経のツボに鍼をうち、低周波治療器で刺激をしてこわばった筋肉を和らげます。そのあとはお灸をして、血液循環をよくします。
継続していくうちに多岐にわたる身体症状が少しずつ改善されてきています。なくなった症状もあります。
日によって波はあるようですが、めまいがして怖かった車の運転もできるようになり、仕事にも行けるようになりました。
医療機関(泌尿器科)の受診が第一選択肢ではありますが、鍼灸治療も男性更年期障害の症状解決にお役にたてますので、お一人で悩まずご相談くださいませ。





