高血圧について
血圧の高さと薬の服用にお悩みの患者さまの例
症状
患者様からこのような相談を受けました。
「血圧が高く降圧剤をのむように言われたんだけど、いったん飲むと飲み続けないといけないみたいでイヤだなあ・・」
おまけに服用するとめまいがしてふらつくらしいのです・・・・。
「医者に殺されない47の心得」の著者の近藤 誠先生によると
血圧の基準値(これ以上になったら病気と判断する数値)は1998年当時は160/95以上、2000年には140/90に下げられ、2008年のメタボ健診では130/80まで下げられたそうです。
その結果高圧剤の売り上げは1998年当時2000億円だったのが2008年には1兆円を超えたとか・・・・。この患者様も1998年当時なら基準値より下で高圧剤を飲まなくてもよかったはず。
ほんの15年で病気の基準が変わるなんておかしくありませんか?
施術内容と結果
結局この患者様には2週間に1度鍼灸治療を受診していただき、5回通ってもらった位から血圧が安定してきました。
血圧の高い方は概して肩こり、首凝りがひどくても自覚の無い方がいます。背骨のきわにある脊柱起立筋という筋肉がパンパンに張っている方も多いです。これらの凝りをほぐすだけでもしっかり睡眠がとれます。
数値に一喜一憂しないで、十分な睡眠、適度なバランスの良い食事、適度な運動、そしてストレスを抱え込まない生活(これが一番難しい!)を心がけるのが一番です。