葛根湯って肩こりに効くの?

- update更新日 : 2023年11月28日
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ようやく秋らしい気温になってきましたが、10月にはいっても夏日があったためか、寒暖差を感じます。半袖をきたかと思うとコートを用意したり、衣替えも目まぐるしいですね。
こんな寒暖差の時に風邪をひきやすいので注意が必要です。
東洋医学でいうところの風邪は

  • 悪寒  「背中がぞくぞくする」
  • 発熱  「37度以上の熱がでる」
  • 項部硬強「うなじや首筋がこわばる」

上記の症状があるときは風邪のひきはじめと思われますので、葛根湯がよく効きます。葛根湯には筋肉を和らげる働きがあると考え肩こりの強い人が常用するケースを聞きますが、それは間違いです。葛の根は温める作用が強いので、冷えが原因でおこる風邪の初期症状の悪寒や発熱、項部硬強にきくのであって、筋肉疲労からおこる肩こりには効くとは思えません。

慢性的な肩こりに悩む方は、長時間同じ姿勢が多いので(殆どの仕事や家事は前傾姿勢が多い)合間にストレッチを取り入れたり、手軽にできるラジオ体操をしたりするのも効果的です。しかしそれでもつらい方には定期的に鍼灸・マッサージをお薦めいたします。安養寺治療院には、1ケ月に一度程度来院されるワーキングマザーやワーキングウーマンの方がたくさんいらっしゃいます。
患者様の声の一部をご紹介すると

  • 片頭痛がなくなって薬を飲まなくなった!
  • よく眠れるようになった!
  • イライラしなくなった!
  • 生理痛が楽になった! ・・・・etc

薬に頼るより鍼灸・マッサージを試していただいたほうが、健康的な生活を送れます。