三十代なのに五十肩?
三十代の男性患者様のお話し。
製造業に従事されており、重いものを抱え上げたりの力仕事は日常茶飯事。最近、重い物を移動したりすると肩から右腕にかけて違和感を感じるそう。
左腕はまっすぐ挙上できるけれど、右腕はひっかかり感を感じて左腕ほどは
挙がらない。無理に挙げようとするとなんか痛みを感じる・・・・。
後ろにまわすのは問題なくできるそうですが。
衣服の脱ぎ着は痛くなる角度を気を付けながらするようになっとか。
「五十肩の予備軍かもしれませんね」
簡単な徒手検査後に申し上げると
「エッー僕まだ35歳ですよ。五十肩なんてなるんですか????」
答えは YES!
五十肩って
50代前後の年齢の人がよくなるから通称で五十肩と呼ばれていますが正式には肩関節周囲炎。年齢は関係ありません。
余談ですが、高齢者に五十肩ですねと伝えるとたまに喜ばれる方もいます。
五十肩になる位、まだ体が若いと勘違いされているのでしょうか?

五十肩とは肩関節の痛みと動きの制限を伴う病気の総称です。
肩関節の周囲組織(骨、軟骨、靭帯、腱など)に炎症が起きる
ことが主な原因です。所謂、つか痛みでしょうか。
打撲などの外傷でもおこります。
冷えや湿気でも痛みが誘発されますので、要注意。
鍼灸治療って
違和感に早くきずいたので早速、鍼灸治療開始。そのうち治るだろうから暫く様子を見ようなんていうのは最悪。


安養寺治療院では、日本製の使い捨て鍼を使用。
衛生的で感染症のリスク無し。
3番鍼といわれる髪の毛程度の太さ0.2ミリのものを使用するので
痛みはほとんどありません。
灸は経験や症状に応じて、火を使用しない電気温灸器や筒状の入れ物に
はいった温灸など使い分けますので火傷の心配はありません。
むしろ温かくて気持ちがいいと好評

肩や腕に痛みや違和感を感じたら、
腕が挙がりにくい、後ろに回りにくいと思ったら
鍼灸治療をお試しください。
因みに冒頭の三十代男性は2度の鍼灸治療で完治されました。